この曲は24歳くらいの時にやってたバンドの曲(もちろん作詞作曲は自分)で、毎回必ずやってたお気に入り曲。
ハイハット裏打ちのダンスビート曲ってあんまり作ってなくて、BPM200越えが多いポップパンク系バンドだったのでこのBPM140台は気分転換にもちょうどよかった。
で、当時デモCDを配っててこの曲も入ってるんだけど、これがまぁ酷くて。楽器隊もひどいけど、特にボーカルが崩壊。笑
このCD出した後、メンバーからも「もっと歌、がんばらなきゃね」みたいなことを言われ、いや、うまくはないよ?けど、そんな、ダメ?って思った記憶。そっからこのデモは聴いてなかったんだけど、今、勇気を出して聴いてみた。
マジで酷い。
いやこれ中学生バンド?(なら上手い)
失礼。今どきの中学生の方が全然上手い。
(公開なんて絶対できません)
・・・こんなことわざわざここに書かなくてもいいんだけど、ずーっとモヤモヤだったわけです。だってそのデモCD、地元とはいえ何十枚も配ってさ。枚数は忘れたけど。聴いたよーって当時言ってくれた友達とかさ、この中学生(失礼)バンド(大人)って思われてたと思うと本当に厳しい。
ただ誤解しないでほしいのは、自分は全く上手くなってなくて、下手なまま(それもどうかと思うが)。それを補正する技術が色々なプラグインの進化によって「曲として最低聴ける」くらいのピッチに補正できるようになっただけ。だから技術に感謝なんだけど、にしても当時の自分よ、なぜ気付けなかったんだ。という恥じらいあり。
だからこそアップデートしたかった。
あの時、これで出したかった、ってやつができた。今回。
今更あのデモCD持ってる人に「あ、あの時あれ、うそだから!あんなわけないじゃん!」って言えたら良いけど、そんなことは無理だし、10年以上前の出来事だし。SNSで繋がってる僅かな人が聴いてくれたら嬉しいかな。(記憶、アップデートしてもらえるので)
長々書いたけど、技術に本当に感謝。俺が細々と曲作れてるのは、DAWやプラグインを切磋琢磨開発してくれる人たちのおかげ。本当に感謝です。
まとまりないけど「Every」の解説でした。